映画『ほどなく、お別れです』(2月6日公開予定)について、葬儀場でのパネル展の開催を巡り、さまざまな意見が報じられています。
クレリ宝塚(クレリ宝塚ホール、クレリかなでホール)では、本作品に関して会館内でのイベント開催や企画展示等は一切行っておりません。
現在行っているのは、映画の存在を静かに紹介する目的でのポスター掲示のみです。
なお、当社が映画のポスターを掲示している理由は、本作品は、「お別れ」や「人を想う時間」をテーマにした映画であり、その問題意識は、私たち葬儀社が日々大切にしている価値観とも重なる部分があります。
ポスター掲示は、そうした作品が存在することを、あくまで静かに紹介することを目的としたものです。何かを勧めたり、注目を集めたりするためではなく、お別れについて考えるきっかけが、さまざまな形で存在していることをお伝えしたい、という思いからです。
もちろん、ご遺族の皆様のお気持ちや、会館の静けさを損なうことがあってはならないと考えています。そのため掲示場所や方法にも配慮し、葬儀の進行やお別れの時間を妨げることのないよう、思いやりと敬意をもって対応しております。
クレリ宝塚ホールあるいはクレリかなでホールでは、今後も地域の皆さまに向けた催し等を行うこともありますが、いずれの場合も、ご葬儀やお別れの時間を妨げるようなイベントやパネル展を開催することのないよう、慎重に判断しております。
私たちは、お別れに向き合う文化そのものを、誠実に、心を込めて伝えていくことも、葬儀社の大切な役割の一つだと考えています。
葬儀会館は、故人様とご家族が、限られた時間の中で静かにお別れをされる場所です。
その空間と時間には、何よりも敬意が払われるべきだと、私たちは考えています。
たとえ作品のテーマが「お別れ」や「葬祭」に関わるものであっても、話題性や注目を優先するのではなく、ご遺族のお気持ちに対する思いやりを最優先に判断することが、葬儀社としての誠実な姿勢であると考えています。
映画が描こうとしている「人を想うこと」「別れに向き合うこと」というテーマは、私たちが日々の仕事の中で大切にしている価値観とも重なります。
だからこそ当社は、その想いを発信する方法にも節度を持ち、ご家族のお別れの時間を損なわぬよう、心を込めて行動することを何より重視しています。
これからも当社は、地域の皆さまへの感謝を忘れることなく、心静かなお見送りの時間を守り続けてまいります。

